距離や時間は当てにならない?
記事投稿日:2016年9月11日
宮崎西部不動産の飯干です。
最近、売買物件の説明文に小中学校までの距離を掲載するようにしています。
ここで気を付けないといけないこと。それは、同じ物件でも情報誌やサイトによっては、距離が数百メートル以上違うことがあるのです。
何故でしょうか?
答えはシンプルで、『校門』までの距離を測っていないから。
Googleマップ等で物件と学校を最短距離で結んだ場合、もし校門が真裏だったら、それだけでも数百メートルは距離が変わってしまいます。
学校であれば校門、駅であれば出入口を起点として計測するのが原則ですが、たまに目的地の最短距離でしか掲載されていない場合もあるので気をつけなければいけません。
それでは距離ではなく、時間で掲載されている場合はどうでしょうか?
通常、不動産では徒歩所要時間を分速80mで計算します。1分間で80m歩くことですね。ちなみにこれは、健康な女性が『ハイヒールのサンダルを履いて歩いた時』の平均分速を採用したものだと言われています。
しかし、信号や踏切の待ち時間、坂道や歩道橋などは考慮されていないので、徒歩所要時間はあくまでも目安として参考にした方が良さそうです。
一番確実なのは、お子さんと一緒に学校や駅などの目的地まで時間を計りながら歩いてみることです。特に不動産の売買は、大きな買い物ですから、しっかりと調べておきたいですね。
物件の周囲を歩くことで、車では気づかなかったこと、迂回した方が早かったり、新たな発見があるかもしれません。
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