広告で初めて掲載された分譲地。
ところが販売区画図には、既に立地条件の良い土地には予約が入っていた。
『え?売り出されたばかりのはずなのに、なんでもう予約が入っているの?』
不思議に・・・あるいは不平等に思われる方もいるかもしれませんね。
実は不動産業者は、『未完成の宅地や建物は、開発許可や建築確認を受けるまでは広告その他の表示をすることはできない』という不動産広告について規制があるのです。
したがって、情報は入手していても新聞やチラシ、情報誌やインターネットに掲載ができない。本当は大々的に紹介したいのに、紹介できないというジレンマに苛まれるわけです。
では、広告媒体には頼らずに情報を発信しなければならない。どうやって?
そう、これまでに問い合わせをされていたお客様にお知らせするのです。
本当に良い物件を見つけるには、直接 不動産会社に足を運ぶことも大事だと思います。
その時に希望の物件がなくても、良い物件があったら知らせてもらうように連絡先を教えておくのです。
広告規制を受けない一般の新規物件にも同じことが言えます。広告費用をかけるよりも先に、まずはお問い合わせをいただいていたお客様に紹介をするのは当然のことです。
広告に掲載されることなく、人目に触れることもなく、予約・成約になる物件がどれだけ多いことか。希望地域の地元不動産には必ず声をかけておくことをおすすめします。